モチベーションが0になりました

KZ-Sさんは山に登っています.
今年は4月に,「この山登ったらおもしろそーじゃね!?」とかいう適当な理由で山を決めました.もちろん他にも理由はありますが.
で,好き勝手に山に登ると言っても,お金がかかるのでスポンサーにお伺いをたてます.
「こんな山に登ってみてもいいっすか?今年はこのルートでこの辺まで登る予定なんですが」,と.
スポンサーは,是非是非!って感じでもなさそうでしたが,とりあえずお金をくれました.


一方,KZ-Sさんの先輩も同じように山に登っています.
ですが,先輩は数年前から登っている山の途中にいて,今年もその山を登り続けることにしました.
今年一年間で登るルートを決め,スポンサーにお伺いを立てると,
「是非ともそれはやってください」,そんな返事でした.


何月か忘れたけど,スポンサーが突然酷いイベントを発生させ,二人ともルートの短縮を余儀なくされましたが,とりあえず登る方向は変わりませんでした.


そして9月.謎の力が働いて,先輩は別の山に行くことになりました.
KZ-Sさんはそれからの一時期,どうやったのかわかりませんが二つの山を同時に登りました.


10月になり,中間地点に来たのでちゃんとどちらかに絞ろうと,上の人と相談して,先輩が登ろうとした山に登ることに決めました.
理由はスポンサーが4月に言っていた言葉です.
それに,自分の方の山は,まだルートがよくわからず,登り切れるのかがはっきりしませんが,先輩の山の方はすでに途中までルートができている上,ゴールが結構くっきり見えているので,先にこっちの山を登り,終わったら自分の方の山を登ればいい,そんな風に考えました.


そこでKZ-Sさんは,自分の山を捨て,先輩が登っていた山を登り始めました.
先輩が4月に作った峠のキャンプまでは,何もせずとも行けましたが,そこからは先輩が一旦通った道でも,自分で再度登らないといけません.
しかも,先輩は1年かけて登ろうとしていましたが,自分には半年しかありません.
先輩の残してくれた地図により,最初のちょこっとはスラスラ進みますが,それでも先輩より大変になっているのは確実です.
間に合わない気もするけど,とりあえず登ろうと思っていました.




…が.


……がが.




スポンサーが突然変異しました.
「そんな山,どうでもいいなぁ」
こんなニュアンスのことを突然言い出したらしいのです.
困り果てました.
半年前に是非やってくれって言ったのは誰なのかと.


そしてさらに不穏な雰囲気です.
「なお,3ヶ月後にロープは自然消滅する…かも」


…決まったわけじゃないから,とりあえずこの山を登らないといけないそうです.



3ヶ月間意味の無い登山をして疲れたあげくに切り落とされて死ぬのか,

1年かかる道を3ヶ月で登り切るのか.
というかすでに2ヶ月ちょっとしかありませんが.


…どうしろと?
3ヶ月間遊んで暮らして良いですかね.
とりあえず今日は関係ない山で2時間ぐらい遊んだ.